接続箱とは|静岡で太陽光発電をお考えなら
太陽光発電システムになくてならならい
【接続箱】
接続箱とは、、
太陽電池モジュールで発電した直流電力を一つにまとめ、パワーコンディショナに供給するための装置です。
内部機器の主な構成は、
①入力用直流開閉器
②逆流防止素子
③出力用端子台、開閉器又は遮断器
④避雷素子
などの機器を基板に取付したものが一般的です。
素材は、鉄箱・樹脂製箱などがあります。
太陽光発電システムにより、接続箱単体のもの、パワーコンディショナと一体型のものがあります。
設置場所は、屋内設置可能なものと、屋外設置専用があります。
共通する設置場所の条件としては、
・接続箱を水平に正しく設置できる場所
・接続箱の上下左右に必要なスペースを確保できる場所
・点検が可能な場所
が挙げられます。
屋外設置の場合は、軒下の外壁側面など、直接雨がかからない場所に設置する必要があります。
よく、屋内設置用と屋外設置用ではどちらが良いのか?
という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、これは接続箱を設置する建物の状況によっても異なってきます。
設置するメーカー、パワーコンディショナを設置する場所や、設置する建物が新築か既築かによっても異なってきます。
工事の際に確認する必要があります。
次に、昇圧機能付き接続箱について
昇圧機能付き接続箱とは、、
太陽光発電システムのパネルの枚数が規定値(メーカーや設置するパネルにより1回路あたりの接続枚数が決まっています)に満たない場合に使用します。
たとえば
①回路:245V
②回路:238V
③回路:236V の場合は普通の接続箱(3回路用)でOKです。
①回路:245V
②回路:238V
③回路:176V の場合は、③回路が①②と比べて電圧が低いですよね。
こういった場合、通常の接続箱を使用すると供給する電力にロスが生まれ発電効率が下がるばかりか発電ができない可能性があります。
そこで、昇圧機能付き接続箱をしようすると・・・③回路の電圧を昇圧し①②に近い値に調整することができます。
昇圧機能付き接続箱の設置場所は、通常接続箱と同じくメーカーで異なります。